【2023年最新】200人が選んだ！絶対に読むべきおすすめ完結済み神漫画ランキング

もはやバスケットボールの一大ブームを巻き起こした感のある作品。とにかく当時としては、あれだけの描写でこのテーマに挑んだ作品は皆無で、最終話まで目が離せなかったことを覚えています。バスケの試合がここまで緊迫した迫力のあるドラマになるという、漫画の可能性を突破してみせた功績もあります。全てのキャラクターが圧倒的な存在感を放ち、実に魅力的です。主人公が試合に勝ち抜き、ついにライバルである強豪校と対決するラストも鮮やかで秀逸です。

鋼の錬金術師は、月刊少年ガンガンに連載されていた人気作品であり、アニメ化されただけでなく実写化やゲーム化されています。鋼の錬金術師は、母を人体錬成しようとして真理の扉に蝕まれた弟アルフォンスの身体を取り戻す為に賢者の石を探し求めるダークファンタジーであり、エドワードやロイ・マスタングなど二つ名を持つ錬金術師の戦闘が激しく引き込まれる作品です。鋼の錬金術師は、個々の戦闘シーンだけでなく国全てを巻き込んだ大規模な錬成陣に加えて、二つ名に7つの大罪を冠するホムンクルスを操る黒幕とエドワードの関係性など緻密に組み込まれた伏線の回収が非常に面白く、賢者の石の真の姿など最後まで展開が読めない作品です。

別冊少年マガジンにて連載されていた進撃の巨人。物語は巨人により人間の住むことができる土地が限られ、壁に囲まれた街で生活している場面から始まります。しかし、100年間壁に守られていた街は超大型巨人によって壁を壊され次々と巨人に侵略されてしまいます。主人公のエレンは今までの生活を壊した巨人に怒り、憎しみを持ち巨人をを駆逐するために兵団に入団します。そこで巨人と戦闘していくのですが、巨人に隠された秘密がどんどん判明していき話が壮大になっていきます。いろんな場面に伏線が隠れており、何度読み返しても面白い漫画です。

「これは、日本一慈しい鬼退治」がキャッチコピーの本作。人食い鬼を退治するための鬼殺隊の戦いが描かれています。鬼は首を切らない限り死なない、という設定のため残酷なシーンが多く、また鬼殺隊員達も家族を鬼に殺されていたり自身が酷く傷付けられたり、絵柄の可愛さに反してハードな内容となっています。しかし決して暗い物語という訳ではなく、鬼を滅するという信念の元命を懸けて戦う鬼殺隊の姿は格好いいの一言。また主人公の炭治郎が優しい性格で、敵であるはずの鬼の首を切る事を躊躇したり憐れみを見せたりするのも特徴です。所謂鬱展開も多い本作ですが、耐性があるならば是非一度読んでみてほしいです。

言わずと知れた鳥山明氏のジャンプ連載、少年漫画の金字塔。物語の後半は願いを叶えるボール探しは関係なくなり、ただただ強い敵とバトルを繰り広げます。しかし、前半の冒険、探求ストーリーにもぜひ注目してもらいたいです。主人公が仲間たちと宝を探して世界中を駆け廻り、様々な敵や組織と対決していく、そんな物語にワクワクしたものです。鳥山明氏の描くやけにギミックの効いたメカも面白く、こちらも注目していただきたいです。

“マーガレットで連載されていた神尾葉子先生の作品で、ザ・王道の学園ラブストーリーです。
ドラマや映画やアニメ、また海外でもリメイクされている漫画でもあります。
超がつくお金持ちばかりが通う名門校に入学した一般庶民の牧野つくしが、学園を牛耳っている御曹司のF4(花のフラワー4人組)と出会い人生が一変するお話です。
イジメや貧乏に負けずに、ブレずに強く生きるつくしの姿も必見です。
F4のリーダーの道明寺司・花沢類など、イケメン揃いの個性的な彼らのキャラクターが人気の1つでもあります。
また、つくしが誰と恋に落ちるのか！？その行方からも目が離せないです。
女性のみならず男性からも支持率が高い1冊でもあります。”

少年ジャンプで連載されていたハイキュー。宮城県の烏野高校の男子バレー部をメインに、彼らの熱い青春が描かれた少年漫画です。主人公は、小さな巨人に憧れた一年生の日向翔陽。背の低さを気にしつつも、持ち前のジャンプ力と桁外れの運動神経で、敵チームを翻弄する囮となります。そんな日向を上手く扱うのが一年生の影山飛雄で、天才セッターです。この2人のコンビが、落ちた強豪・跳べない烏といわれた烏野を再び跳びあがらせていきます。傲慢で自己中だった影山も、この烏野でチームメイトたちに触れ丸くなり成長していきます。日向も苦手なレシーブなども徐々に克服していくところも必見です。野生的で時折すごいプレーも繰り出します。

週刊ヤングジャンプで連載されていた青年漫画です。明治末期の北海道を舞台に、アイヌの隠した金塊の情報を手に入れた日露戦争帰りの杉元佐一は、その金塊に関わっているというアイヌの娘アシリパとともに、様々な人間と出会い、別れながら金塊争奪戦に身を投じていきます。ただのバトル漫画かとおもきや、明治当時の食事や価値観、北海道の厳しい環境や、一般の人には浸透していないアイヌ文化の詳細が描かれており、グロテスクな描写も多いながら、手塚治虫文化賞をはじめとして賞を多く受賞して話題になった一作です。様々な男達のヒューマンドラマ性に興味のある方にはお勧めの一作になっています。

週刊少年ジャンプに連載されていたNARUTO。世界で大人気の忍者をモチーフにした少年漫画であり、体内に尾獣九尾の妖狐を宿した人柱力として忌み嫌われた孤独な存在・うずまきNARUTOが火影を目指し奮闘するストーリーです。読み進めていくと忍者の卵の育成が次第に使える忍術の規模や強さが向上して行き、体術だけでなく幻術や仙術などを駆使して激しい戦闘シーンが多くなっています。超えられない存在や天才故の苦悩など発展途上の忍者を惑わせる展開が面白く、最後まで理解し合えなかった兄弟の愛や記憶すらない両親の愛など伏線も多いので飽く事なく読んでしまう長編作品です。

少年サンデーに連載をされていた金色のガッシュ。不登校ぎみの人間の少年と魔物の少年が出会ったことで、魔界に関するバトルへと繰り出していく少年漫画です。始めは変わった少年同士の交流かと思いきや、2人で協力して魔王を決めるバトルに参加することになっていきます。心優しい魔物の少年が魔界の「やさしい王様」になるために、人間の少年と協力して王座を目指していく漫画です。バトルだけでなく、人間と魔物の交流や友情も見どころです。

ドラマや映画にもなった人気の少女漫画ですが、物語の持っている独自の透明感や爽やかさなどは、やはり原作者である海野チカさんの絵がある漫画が一番よく出ていると思います。美大生たちの学生生活や恋愛、夢、人生について描かれた青春漫画です。「登場人物全員片思い」と流行っていた当時言われていた恋愛パートも素敵ですが、人生に悩む主人公・竹本くんの自分探しをはじめとして、恋愛面以外の描写も深みがあって面白く読めます。竹本くんが旅している東北の各地だったり、横浜だったり、日本各地の土地がちょこちょこ出てきて、それぞれがすごく魅力的に描かれていて好きです。読んだ後横浜に行きたくなります。

Dr.STONEは週刊ジャンプにて連載された今までにないタイプのサバイバル漫画です。物語は、天才高校生である石神千空が主人公である。ある日突然地球が謎の光に包まれて人類が石化してしまいます。目が覚めるとそこは3700年も時が過ぎており、人類がほとんど滅んでおりそこから科学文明を発達させよう千空が決意する。千空の持っている膨大な知識を用いて、自然のものを採取して現代にあるものを生成していきます。目が覚める人間が増えると対立が起こり、戦いが起こることもあります。千空が何か作るときには化学式やロードマップを用いて説明してくれるので勉強になります。

少年ジャンプで連載されていた幽遊白書ですが、最初は主人公の浦飯幽助が子どもを交通事故から助けるために犠牲になって死んでしまってその後生き返らせる代わりに霊界探偵として人間界で悪事を働く妖怪との戦いを描く探偵ものとして始まったのですが、戸愚呂兄弟が登場してから探偵要素がなくなりバトル漫画として路線変更していくようになります。戸愚呂から暗黒武術会という妖怪達とのチームバトルをする大会に招待されたことで昔の少年ジャンプでよく見られたトーナメントバトルが始まったことで完全に探偵要素がなくなりバトル漫画になったかと思えばその後は魔界の扉編が始まり人間との戦いもあったりと見どころが多い漫画です。

迫力のあるクセの強い絵柄で知られる藤田和日郎によるバトル漫画です。基本的には3人の主人公＋ボスを中心に物語が展開していきますが、舞台がコロコロ変わり、沢山のキャラが登場しては退場していく、壮大で息をつかせぬ展開には圧倒されます。伏線も多く、中盤の展開は衝撃そのものです。味方サイドもさることながら敵サイドの魅力的なキャラが多く、特にボス的存在のとある登場人物の暗躍っぷりと数々の名言は強烈な印象を残しました。一気読みがふさわしい作品です。

週刊少年マガジンで連載されていたFAIRY TAIL。数多に存在する魔導士ギルドの絆とバトルの物語で、バリバリの少年漫画です。メインはフェアリーテイルという魔導士ギルドで、そのギルドを中心に物語が進んでいきます。主人公は、ナツとルーシィ。ナツはドラゴンに育てられた桜色の髪をした少年で、フェアリーテイルの滅竜魔導士。ヒロインでもあるルーシィは、スタイル抜群の金髪の星霊魔導士。そしてナツの相棒の空飛べる青い猫のハッピー。この3人がチームを結成して、様々な依頼に挑んでいきます。基本ルーシィが狙われたり脱がされたりして、ナツが守ることが多くかっこいいです。他の魔導士も多数登場し、竜との戦いも必見です。

バイオ・ルミネッセンスの原作者志摩冬青と同一人物の漆原友紀の代表作であり、月刊アフタヌーンで人気を博しテレビアニメ化やNINTENDODSでゲーム化された漫画です。蟲師は、時の流れが止まった様な日本の原風景を1人歩く主人公ギンコが蟲が引き起こす幻想的で不思議な現象と対峙して行くストーリーであり、何処かぶっきら棒で冷酷にも感じられるギンコの思慮深さや知識の深さに驚かされます。ギンコが対峙する全ての事象に因果があり、因果に対した応報で決着するので須くハッピーエンドとはいかず考えさせられる漫画です。蟲師は、御伽話の様なホラーファンタジーで何処か郷愁を誘うゆっくりとした情景に癒されます。

幸か不幸か、人間の脳への寄生に失敗したミギー。ミギーは男子高校生の泉新一の右手に寄生します。いきなり右手が変な生物にすり変わってしまった新一は、生き残るためにミギーと協力するしか方法はありません。寄生獣で面白いのは、ミギーと新一の友情以上の絆でしょう。寄生生物の中には人間を欺けるほどの知性を持つ個体も現れます。しかも脳に寄生した寄生獣は、人間を捕食するので人間VS寄生獣の戦いになっていきます。肉弾戦は勿論、ハラハラする心理戦も見事に描かれている見応えのある作品です。一方的に寄生獣が悪という展開ではなく、人間の傲慢さや愚かさも考えさせられます。読んだ人は自分にもミギーが絶対欲しくなるでしょう。

今日から俺は!！は、天使な小生意気でも知られる西森博之の代表作であり、1988年から連載された週刊少年サンデー系で人気を博し、テレビアニメ化や実写化された人気作品です。今日から俺は!！は、至って普通の中学生だった主人公三橋貴志がもう1人の主人公伊藤と転校を機に高校デビューを果たし、喧嘩に恋愛にと高校生活を謳歌していく漫画です。三橋は、運動神経抜群であるもののケンカが強いわけではなく、持ち前の狡賢さと長年培った卑怯さで窮地を乗り越えて金髪の悪魔と恐れられる存在にまでのし上がります。三橋と正反対の性格の伊藤とのコンビが面白い上に、高校デビューだけあって恋に奥手な点もストーリーをコミカルにしています

野球を題材にした魅力溢れるスポーツ漫画です。主人公、沢村は野球に才能を持ちながらも、自信を持てずにいたが、天才捕手・御幸の出現をきっかけに、豹変し成長していきます。透と水谷を中心に、個性豊かな仲間たちとの友情やライバルとの激しい戦いが織り交ぜられ、感動的なストーリーが展開されます。熱血・努力・勝利のテーマ性と、キャラクターたちの成長が読者を魅了し、スポーツ漫画の名作として高い評価を受けています。野球の魅力と共に、友情や努力の大切さを描きながら、読者を引き込む一作です。

少年ジャンプで連載されていたろくでなしBLUES。東京吉祥寺の帝拳高校を舞台にしてボクシング部、応援団部が番長の場を争う硬派な漫画かと思いきや劇画タッチのままギャグをぶち込んでくる作品で世のヤンキー漫画の基礎と言っていい漫画です。登場人物の名前は当時活躍していたボクシング選手の名前です。主役の前田太尊はマイク・タイソンをもじった名前になります。ヤンキー漫画はたいがいか女性キャラクターが微妙な感じですが本作はかなり美形に書かれていて恋愛面も見どころです。

舞台は擬人化された動物たちが過ごすチェリートン学園。この学園では肉食獣と草食獣が共存していますが、最もタブーとされている食殺事件が起きるところから物語は始まります。とにかく主人公レゴシがかっこいいです。最初はただの狼にしか見えませんでしたが擬人化の描写力が高いので動物なのに人間性が感じられる不思議な漫画です。また肉食草食という枠組みの中で生きてる彼らがどんな考え方をしているのか、作者の想像力には脱帽するほど設定が細かいです。今までにはない動物の擬人化ラブコメなので読めば誰もがハマれる作品とです！

ひょんなことからマフィアのボスになることになった主人公綱吉とその家庭教師を務める赤ちゃんマフィアのリボーンのマフィアになるまでの道のりを描いた少年漫画です。個性的なキャラクターがたくさん出てきて各キャラクターの特性などが他の漫画とは少し違いとても面白いです。へなちょこだった綱吉がどんどん強く逞しくなる姿は見ていてハラハラドキドキします。最強の敵が次々と現れますがドS家庭教師リボーンのおかげでどんどん成長する綱吉を応援したくなる作品です。

上野樹里さんでドラマ化もされた本作。最初はとんでもない主人公がでてきたなぁ、と思ったら面白くて、可愛くてどんどんどんどん好きになる魅力たっぷりな「のだめ」。音楽大学での素敵な仲間とともにどんどん成長していく「のだめ」と千秋先輩との恋愛がどうなるのかも気になりましたが、それよりも漫画なのに音が聴こえてくるような表現と、随所に詰め込まれたコメディ。漫画を読んでいて初めてお腹をかかえて笑いました。さすが二宮知子先生！
ミュージカル化も予定されてるので、今後ものだめワールドが拡がっていくのもたのしみです。

中学生の江藤蘭世は、実は吸血鬼と狼女を両親に持つ女の子です。噛みついた相手に変身できくしゃみをすると元に戻る能力をもっています。丸いものを見ると狼の耳としっぽが現れるので、人間界で必死に隠しながら過ごしています。同級生の真壁俊に恋をしている蘭世と恋のライバル神谷曜子とのやりとりがとても面白いです。物語はどんどん進んでいき、魔界が舞台になっていきます。紆余曲折あり、俊と両思いになった蘭世でしたが、実は魔界の王子とその恋人の生まれ変わりでした。人間界の面白いお話と対照的に魔界では恐ろしい冥王が立ち塞がります。

2011年に発行された新川直司先生が描く漫画であり、アニメや映画化された音楽がテーマになっている青春ラブストーリーです。母親の死をきっかけに有馬公生はピアノが弾けなくなるも、ヴァイオリニストの宮園かをりと出会い変わっていく過程も必見です。かをりは持病を持っていても常に前向きで明るくて、その天真爛漫なキャラクターが作品の肝になっています。また、作風自体は明るい部分と暗い部分のどちらもありますが、読み終わるとどこか清々しい気持ちにもなれます。音楽や楽器が好きな人はもちろん、そうじゃない方も是非とも読んで欲しい1冊です。

ロングの黒髪に色白な肌のせいで貞子と呼ばれている爽子ちゃんの甘酸っぱい恋愛のお話です。高校に進学した爽子は、毎日みんながやりたがらない掃除などの雑用を1人黙々やっています。見た目の雰囲気から呪われると恐れられていますが、霊感がない事をみんなに申し訳ないと思っているような女の子です。みんなの人気者爽やかのかたまりの風早くんに声をかけられても、良い人と思ってしまう少し鈍いところもあります。風早くんが気持ちを一生懸命伝えてきてもなかなか伝わりません。そんな2人のやりとりに周りの人たちも巻き込みながら少しずつ2人の恋が進んでいきます。

別冊マーガレットで掲載されていた俺物語。少女漫画でよくある爽やかイケメンが主人公ではありません。俺物語の主人公は高校１年生の巨漢男子。不器用だけれど、正義感にあふれる同性からは慕われる男の子です。彼は自分が一目ぼれした女の子が、自分の親友であるイケメンを好きになったと勘違いします。勘違いとはいえ、好きになった女の子の恋が成就するように奮闘していきます。しかし、彼女が本当に好きになっていたのは…。不器用な高校生たちの恋愛模様を応援したくなる、一筋縄ではいかない少女漫画です。

囲碁に全く興味がなかったやんちゃな小学生ヒカル、ひょんなことから歴史上の名棋士、サイという幽霊に出会いプロ囲碁の世界で成長していく物語です。囲碁を詳しく理解できなくても試合の臨場感やライバルとの葛藤など細やかに表現されているので感情移入しやすい漫画です。また登場人物のキャラが個性的で、しかも小畑健さん作画のイケメンがたくさん出てくるので読めば1人は推しキャラができるかと思います。他にもただの成長ストーリーではなくてスランプや反則行為、別れなど涙なしでは読めないシーンもたくさんあります！読む際にはハンカチ必須です。

週刊少年ジャンプに連載されていた北斗の拳は、核戦争で文明が滅んだ弱肉強食の世界を舞台にした勧善懲悪のハードバイオレンスであり、暗殺拳北斗神拳を伝承した18歳のケンシロウが一子相伝や北斗琉拳と決着をつける為に義兄達や実兄を追い死闘を繰り広げます。北斗の拳は、北斗や南斗などの伝承者達が繰り出す秘技が炸裂する激しさ戦闘シーンが見所ですが、雲のジュウザや仁星のシュウなど伝承者達の個性豊かなキャラクターも見所であり、宿星の定めた運命に殉じて果てて行く姿が格好良過ぎます。また、複雑に絡んだケンシロウの生い立ちも必見です。

少年ジャンプで連載されていた漫画るろうに剣心。かつて人斬り抜刀斎と呼ばれ新しい時代のために陰で人斬りをしていた主人公の緋村剣心は明治という新しい時代になり人斬りからろろうにになって明治の世を暮らしていましたが、ある日抜刀斎を名乗る人斬りを追う少女神谷薫と出会ったことで神谷道場に世話になることになるのですが、明治の世になっても次々と現れる強敵達に出会い逆刃刀を振るって殺さずに敵を倒していくというバトル漫画になっています。

週刊少年サンデーで連載されていた犬夜叉。現代と戦国時代を井戸を通じて行き来できるようになった、主人公の恋愛と冒険の少年漫画です。主人公は現代で生まれた日暮かごめ。家は神社で、かごめは桔梗という巫女の生まれ変わり。戦国時代には人間だけでなく、妖怪も多く存在します。半妖である犬夜叉の封印を解き、体内にあった四魂の玉を世界中に散らしてしまったかごめは、犬夜叉と共に四魂のかけらを集める旅に出ます。犬夜叉と、かごめと桔梗の三角関係もあります。現代に時々帰りつつも、旅の途中で弥勒や珊瑚など仲間との出会いもあります。犬夜叉も現代に行くことができ、かごめを迎えに来ます。笑える部分も多く面白い漫画です。

霊などが見える主人公・朝倉葉がシャーマンの中の王、シャーマンキングを目指す漫画です。最初は「どんどん強くなっていこうぜ！」というジャンプ的少年漫画の王道展開なのですが、途中から趣向が変わってきます。敵を「やったらやり返される」、「復讐したら復讐しかえされる」と言い、バトル至上主義的な展開に少年漫画ながら一石を投じています。そこに賛否両論があるのかもしれませんが、私は個人的にそこが好きです。シャーマンという設定上、世界各地の魅力的なシャーマン・キャラクター達が出てきます。それぞれのキャラ設定に世界の民族の歴史や文化、宗教など教養的なものも取り込まれていて、読んでいて面白いです。

少年マンガで連載されていた漫画で、アニメにもなっています。歴史的人物達の名前をパロっており、歴史に詳しい人ならああ！あの人か！と思う名前もたくさん出てきます。舞台は江戸ですが、宇宙から飛来してきた天人と共存する、ややSFチックな作品です。主人公の坂田銀時は流行らない万屋「万屋銀ちゃん」を営んでいます。スタッフはメガネと怪力娘の神楽。常にギャグテイストで下品なネタ満載ですが、時に涙あり、時事ネタを盛り・・・といった描写もしっかりあります。エリザベスというキャラがいちばんお勧めです

「暗殺教室」は2012年から2016年まで少年ジャンプに連載していた作品で、テレビアニメ化だけでなく実写映画化もしている人気作品です。あらすじは椚ヶ丘中学校の落ちこぼれ生徒を集めた3年E組の生徒達が教師を殺すために努力するというもの。教師は「殺せんせー」と呼ばれる異形の怪物で、マッハ20という超高速で移動する能力を持っています。意外にも教師としては優秀であり、様々な教えを受けた生徒達は殺せんせーを慕っていきます。しかし恩を感じているとはいえ、1年以内に殺さなければ人類は滅亡するとのこと。果たして生徒達は恩師を殺せるのでしょうか？

学園もののギャグマンガ。主人公のボッスンが部長のスケット団には、日々、学園の生徒や先生たちが悩み事やトラブルを抱えて相談にやってきます。ホッケースティックを持つと最強のヒメコと、パソコンの音声出力でしか言葉を発さないスイッチの２人の部員と共に、どんな悩みも真面目に愉快に、時には失敗しつつ、人助けをしていきます。絵的なギャグ要素もありますが、会話のテンポも漫才のようで面白く、読んでいて飽きがきません。そして時折見せる、人と人の繋がりの大切さを感じることのできる話は胸に響くものがあります。ギャグマンガと思って侮るなかれ。人の役に立ちたいという主人公の熱い思いは、読者にもとても響く漫画だと思います。

少年ジャンプで連載され，最近完結した漫画です。魔法全能の時代に魔法の使えないマッシュが筋肉一本でのしあがり、最後には世界を救うというお話です。マッシュは魔法が使えないため排除される存在でしたが、飄々としていて，鍛え抜いた筋肉で困難を乗り越えていきます。ラスボスを倒したあと魔法界最高峰の神覚者に推薦されますが、大好きなシュークリーム屋さんを開きし仲間と幸せに暮らしています。マッシュらしい終わりです。もう少し活躍を見て見たかった気がしますが、これでよかったのかも。

浅野いにおの作品ですが、連載初めは「わぁ…、このプンプンという少年（ぬいぐるみみたいな見た目）の織りなす心温まるストーリー的なものかな？」と思わせておいて人を底まで叩きつける作品です。巻を重ねるごとに、読み終わると鬱になると言うことがわかっているのに少しでも救いを求めて読んでしまうと言う中毒性があります。普通に見えている普通の人間がどれだけ心に闇を抱えているか、それを描き切る浅野いにおの手法に感嘆を覚えると共にあまりのドス黒さに吐き気を催してしまう作品です。

少年ジャンプで連載していた DEATH NOTEは主人公の夜神月が世の中には悪が多いことにうんざりしていた。そんな時デスノートを拾いこれに名前を書かれた人間は死んでしまうことを知るのでした。この作品は最初はこのノートを使って悪を裁いていこうと思っていた主人公があまりに不審な死がが続くことに気付いた名探偵のLに大量殺人をしている人間がいると指摘されたことで夜神月は自分が正義であることを主張してLとの頭脳戦に挑むことになっていくのですが、思った以上にLが厄介な存在であることに気付くと正義のためでデスノートを使っていたはずがいつしか自分の保身のためだけにノートを使うようになっていきます。

「約束のネバーランド」は週刊ジャンプに2016年～2020年まで連載しており、テレビアニメ化だけでなく実写映画化もしている人気作品です。物語は大きく分けて前半と分かれており、前半は孤児達の年長組が孤児院から脱出する様を描いたサスペンス色の強い内容になっています。後半は孤児院から無事脱出した孤児達がどのように生き抜いていくかという展開になっています。孤児院から抜け出しはしたものの、鬼から逃げながらどのように生活をしていくのか？というサバイバル色の強い展開となっています。

「僕だけがいない街」は子供の頃に起きた連続誘拐事件の真実に迫るサスペンス物の漫画です。漫画で稼ぐことを目指す主人公は、宅配ピザのアルバイトをしながら燻った毎日を過ごしていました。しかしリバイバルという現象で悪いことが起きる前に時間を遡ることが出来る彼は、子供時代に戻り過去の事件を追うことになります。真実を追う中で緊迫感のある場面もあるのでハラハラする体験を主人公と一緒にすることが出来る作品です。犯人は誰なのかという考察も含め続きが気になってしまうこと間違いなしです。

週刊少年マガジンで連載され、2022年に完結した少年漫画。アニメ化・実写映画化もされ、話題になった作品です。タイムリープと喧嘩、恋に推理と様々な要素が含まれていて、作中で重要な存在が実はあの人だった！？という展開も何度もあり、夢中で読み進めてしまいます。主人公が喧嘩に強い訳ではないところがポイントで、勝てないけれどどうにか変えたい未来のために奮闘する姿に、次第に仲間が集まり協力してくれるという友情の展開がとても熱いです。漫画のラストは駆け足で賛否両論でしたが、ハッピーエンドという形ですので、最後が良ければよし！という方にお勧めです。

1992年から少年マガジンで連載されていた、長きに渡り人気の高い推理漫画です。これまで何度もテレビドラマ化されており、誰もが知っている有名な作品でもあります。主人公のはじめは普段優秀な生徒ではないけど、事件になるとまるで別人みたいになって、犯人を追い込む姿がカッコよくて、読者はそのギャップに魅了されるはずです。幼馴染みの美雪や刑事の剣持とのやり取りも面白くて、コミカルなシーンもポイントになっています。また、作中の巧妙なトリックが見どころになっていて、推理しながら読めるのも醍醐味だと思います。少し過激なシーンもありますが、本格的なサスペンスやホラーを楽しみたい方にもピッタリです。